高野 裕久名誉教授が日本衛生学会学会賞を受賞されました

高野 裕久名誉教授が日本衛生学会2023年（令和5年度）第26回学会賞を受賞されました。2024年3月に鹿児島で開催される第94回日本衛生学会学術総会にて授賞式と学会賞受賞に関する研究「環境要因と疾病、健康影響に関する総合的研究」についての講演が行われる予定です。

（高野裕久名誉教授からのコメント）

衛生学は「生命を衛る」ための学問であり、医学の根幹をなす領域です。私は、国立環境研究所と京都大学などで、環境汚染物質を含む環境要因が、人々の健康や病気に与える影響について研究してきました。特に“現代病”の増加における環境要因の重要性に着目し、健康に及ぼす影響とそのメカニズムを明らかにすることで、悪影響を軽減、予防する試みに役立てることを目指してきました。

今回、歴史と伝統ある学会の学会賞を受賞させていただくことになり、大変光栄に思っております。今後も、環境と健康、病気のかかわりを明らかにすることにより、地球と人類の健やかな未来に貢献していけるよう、研究活動を継続していきたいと考えています。京都大学の皆さまのご協力、ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。

関連Webサイト

日本衛生学会｜学会賞 (nihon-eisei.org)

プログラム・日程 | 第94回 日本衛生学会学術総会 (jsh94.net)