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【Mahidol環境学教育・研究拠点】第8回京都大学–マヒドン大学On-site Laboratoryワークショップを現地とオンラインのハイブリッドで開催(2025年2月21日)

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第8回マヒドン大学On-site Laboratoryワークショップが,2025年2月21日(金)9:30(現地時間)より,現地とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。

本学は,国立大学法人構想の柱の一つとして掲げる「柔軟かつダイナミックな体制による知の創造」を実現する取り組みとして,海外の大学や研究機関と共同で現地運営型研究室(On-site Laboratory)を設置しています。地球環境学堂は,2018年からマヒドン大学と共にOn-site Laboratoryプログラムに参画し,“京都大学On-site Laboratory 「Mahidol環境学教育・研究拠点」”の活動を展開してきました。

本学の地球環境学堂が主催する本ワークショップは,新型コロナウイルス感染症の影響により、4年ぶりに現地開催となった前回に続き、マヒドン大学サラヤキャンパスおよびオンラインで開催されました。京都大学とマヒドン大学を中心に、研究者や学生159名(現地62名,オンライン97名)が参加しました。

ワークショップの開催の冒頭では,河野泰之 京都大学 副学長および田中千尋 京都大学大学院地球環境学堂 学堂長による開会の辞、Thanapat Wanichanon マヒドン大学 工学部長による歓迎の挨拶がありました。その後、記念撮影を行い,4つの分科会((1) 環境工学,(2)農業・生態系,(3) 公衆衛生,(4)化学工学)に分かれ,京都大学およびマヒドン大学双方の研究者による最近の研究成果や教育・研究活動の進展について情報交換が行われました。

Plenary Sessionでは、各分科会のコーディネーターから分科会の内容について報告があり,分野を超えた情報共有や意見交換が行われました。総括討論では,越後信哉 京都大学 教授が座長をつとめ,今後の研究・教育活動の展望について議論が交わされました。また、ダブル・ディグリープログラムを経験した学生やマヒドン大と共同研究を行う本学学生の体験談が共有され,活発な議論が展開されました。

最後に,Korporn Panyim マヒドン大学 工学部 副学部長と西前出 京都大学大学院 地球環境学堂 副学堂長による閉会の辞をもって,ワークショップは閉幕しました。

本ワークショップでは、昨年度に引き続き京都大学とマヒドン大学の共同研究および教育活動に関する活発な情報交換が行われ、研究・教育における協働の可能性について議論され,非常に実りある機会となりました。

 

現地参観者記念撮影

Thanapat Wanichanon マヒドン大学 工学部長の歓迎の挨拶

パラレルセッションの様子(その1 農学・生態系セッション)

 

パラレルセッションの様子(その2 化学工学セッション)