地球環境学堂教員とベトナム教員とが共同執筆した「Livelihood and the Environment in Vietnam, Springer」の出版を記念して、ベトナムの生活と環境ワークショップが、2025年1月29日(水)に吉田キャンパス総合研究5号館二階の地球環境学堂大講義室で開催され、執筆者とともにベトナム研究に関心を持つ学内・学会の研究者30名強が出席しました。
ワークショップは、まず藤井滋穂名誉教授により本書作成の経緯と本書第1章の説明で始まり、次いで真常仁志准教授がベトナムの概要(2章)、藤井名誉教授が環境に関わる法規・政策(3章)、西前出教授が農村域の生活と環境(4章)、原田英典准教授が都市域の生活と環境(5章)、小林広英教授がベトナムの持続的発展にむけて(6章)を紹介しました。これら説明の後は、活発な質疑と総合討論が実施されました。
ワークショップ後は、会場を一階の大会議室に移し、意見交換会となりました。
本ワークショップでは、半数以上が学外でベトナムを研究する方々が参加され、価値ある情報交換の場となるとともに、地球環境学堂の旧教員も多数参加して、学堂の今後のベトナムでの活動を展望する良い機会となりました。