京都大学地球環境フォーラムとは
本フォーラムは、京都大学の理念で謳われている「地球社会の調和ある共存に貢献」に基き、京都大学地球環境学堂のアウトリーチ活動の一つとして実施しています。「地球環境」は、未来社会を持続安定的なものとしていくための重要な要素であります。大学内外の研究者に種々の切り口から話題提供して頂き、一般の方も交えて広く議論する場を設け、闊達な意見交換を通じて情報を共有することを目的としています。
次回の京都大学地球環境フォーラム
[第45回京都大学地球環境フォーラム]
熱帯雨林の生物多様性が生み出す価値:エコツーリズムが果たす多面的な役割
圧倒的な種多様性を誇る熱帯雨林の生物群集。そこに、どれほど数多くの種が生息し、どのような生活を営んでいるのかさえ、現在でもほとんど明らかにされていません。既知の生物種の数倍もの未知の種が生息していると推定されている熱帯の原生林は、研究者や生物愛好家の好奇心を駆り立てる学術遺産としての価値をもっているだけでなく、世界中の人々の興味を引きつける観光資源としての価値も期待されています。森林破壊がひきおこす生物多様性の危機が叫ばれるなか、熱帯雨林でのエコツアーはどのような意味をもつのでしょうか。熱帯雨林に生息する興味深い生物を楽しみつつ、エコツアーの可能性を議論したいと思います。
・日時
2025年1月11日(土)14:00~16:40
・場所
京都大学 北部総合教育研究棟1階益川ホール
・定員
会場:150名
・参加料
無料
・プログラム
13:30~ 開場
14:00~14:10 開会の挨拶 (田中 千尋 地球環境学堂長)
14:10~14:40 「魅惑の熱帯生物」
市岡 孝朗(京都大学大学院地球環境学堂 教授)
14:40~15:20 「熱帯雨林はツーリストにとって魅力的か?」
沼田 真也(東京都立大学都市環境学部 教授)
15:20~15:35 休憩
15:35~16:15 「熱帯雨林エコツーリズムが地域社会と経済にもたらすもの」
大沼 あゆみ(慶応義塾大学経済学部 教授)
16:15~16:35 総合討論
16:35~16:40 閉会の挨拶 (小林 広英 三才学林長)
・申し込み方法
参加を希望される方は、下記の申し込みフォームよりお申し込みください。
» 申し込みフォーム »
お問い合わせ
京都大学地球環境フォーラム事務局:地球環境学堂
Tel: 075-753-5630
メールアドレス:forumsanka@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
主催
京都大学大学院地球環境学堂
前回の京都大学地球環境フォーラム:
[第44回京都大学地球環境フォーラム]
京都大学と吉田の歴史地理を読む・歩く
日時 2023年10月14日(土)14:00~16:30
場所 京都大学大学院地球環境学堂大講義室(およびキャンパス周辺)
プログラム
13:30~ 開場
14:00~15:00 講義「地図から読む京大と吉田の歴史地理」
15:00~16:30 街歩き「京大と吉田の歴史地理を歩く」
山村 亜希(京都大学大学院地球環境学堂 教授)
これまでの京都大学地球環境フォーラムについてはこちらをご覧ください