MENU

藤井滋穂名誉教授がKKNN Fellowを受賞されました(2023年11月19日)

Your browser does not support the Canvas element.

 20231118日から20日の間、シンガポールの国立シンガポール大学で開催された第29回環境工学に関わるKKNNシンポジウムで藤井滋穂名誉教授が、KKNN Fellowを受賞されました。本KKNNシンポジウムは、1989年京都で開催の第2回土木工学に関わるKASIT-KU bilateral Seminar/Workshopに環境工学系教員・学生が参画したことが起源の大学間交流で、その後、1992年に国立台湾大学National Taiwan University(NTU)が、1996年に国立シンガポール大学National University of SingaporeNUS)が参画し、4大学間でホスト校を変え、毎年開催しています。初期は、土木工学の1セッションとして開催されていましたが、1991年に環境工学分野だけで独立したシンポジウムとなり、その29回目が今回のシンポジウムとなります。本シンポジウムは毎年開催を基本としていますが、2003年にはSARS20202022年の間にはCOVID-19により中止となっています。
 KKNN Fellowはその開催・運営に当たり尽力を頂いた教員に与えられるものであり、第1号には2002年に創始者の1人である宗宮功京都大学名誉教授に、第2号は2012年にその後継コーディネイターの津野洋京都大学名誉教授に、さらに3号は2013年にもう1人の創始者のHang-Sik Shin韓国理工学高等研究院Korean Advanced Institute of Science and Technology (KAIST)  名誉教授に与えられました。藤井名誉教授は、その創生期から参画するとともに、京都大学に復職した1998年以降、幹事役として長年コーディネイターを補佐し、2012年以降は京大のコーディネイターとなっています。今回、その長年の貢献が評価され、4号のKKNN Fellowを与えられました。 
 なお、4年ぶりとなる今回のシンポジウムでは、他にNTUの初期からのコーディネイターであるShang Lien Lo国立台湾大学名誉教授、NUSの初期からのコーディネイターであるSay Leong Ong国立シンガポール大学名誉教授にも与えられました。
 KKNNシンポジウムでは、学生の一般的な国際会議に参加への登竜門的な効果があるとともに、4大学間の交流を通じて共同国際研究交流のきっかけを与え、高い教育・研究効果を持ちます。今後も一層の発展をすることが期待されます。 

シンポジウム実行委員長Jiangyong Hu教授からのKKNN Fellowの贈呈
20231119日に撮影)

 

KKNN Fellow認定証

 

29回環境工学に関わるKKNNシンポジウム(20231119日撮影)