地球環境学堂とASEAN拠点のメンバー一団が、タイ・バンコクのアジア工科大学(AIT)を訪れ、この9月1日に着任した山本和夫アジア工科大学学長らを表敬訪問しました。山本学長は東京大学名誉教授で、過去に派遣教員、副学長としてAITで勤務した経験があります。訪問には、越後信哉地球環境学堂教授、藤井滋穂同客員教授・名誉教授、縄田栄治ASEAN拠点長・名誉教授ら京都大学から5名、現在共同研究を計画・準備しているMahidol大学等からSuwanna Kitpati Boontanon准教授ら3名等の9名が訪問し、AIT側からは山本学長、Shobhakar Dhakal副学長、Shawn P. Kelly 国際関係部長、C. Visvanathan教授ら6名が応対しました。
表敬訪問では、まずビデオによるAITの紹介の後、山本学長・教授から歓迎の挨拶が伝えられました。その後、それぞれから京大―AITの関わり等を含めた自己紹介の後、本学とAITとの教育・研究の協働について熱心に討議を行いました。表敬訪問は、記念品の交換と写真撮影で終了しました。
その後、一同はVisvanathan教授の案内で、実験室等の見学を行いました。
AITからは、毎年、工学研究科や地球環境学舎の博士課程に学生が入学する他、藤井名誉教授他、数名の京都大学教員がJICA専門家として派遣された関係があり、今後もますますの教育・研究での協力が期待されます。