第20回 続々・光と人
第19回 続・光と人
第18回 光と人
第17回 肖る(あやかる)ということ
第16回 都の音
第15回 貸し借りということ
第14回 地球の風をよむ
第13回 あわせることの今昔
第12回 水を治める
第11回 野菜 いま・むかし グローバル化と京の食卓
第20回 続々・光と人
日 時 : 平成23年3月18日(金)午後6時~8時
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
挨 拶 : 小林 愼太郎 (地球環境学堂長)
学堂から:「越南山地に高床会所」 小林 広英 (地球環境学堂 准教授、人間環境設計論)
洛中から:「釜座町の町家(ちょういえ)に集う」 内田 康博 氏(建築家・京町家作事組 理事)
萩野 哲也 氏(さくあん 主人・京町家作事組 理事)
ひとこと: 横山 俊夫 (三才学林長)
司 会: 藤田 健一 (地球環境学堂 准教授)
主 催: 京都大学 地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力: 嶋 臺 (しまだい)
2011年度は「光と人」を共通テーマに、3回連続の催しとしました。最終の3月18日は、ベトナムと京都の人々の暮らしを支えてきた、それぞれの伝統建築に光をあてる話でした。まず、小林愼太郎学堂長の挨拶のあと、学堂の小林広英さんから「越南山地に高床会所」についての話題提供がありました。ベトナム地域の伝統建築再生の話を入り口にして、地域文化と造形の機微に触れる話でした。これから作りあげることが望まれる新しい建築文化に対するメッセージが込められていました。
ついで、京都洛中から京町家作事組理事で建築家の内田康博さんと同理事で左官職人の萩野哲也さんから「釜座町の町家(ちょういえ)に集う」と題してお話しいただきました。伝統的な京町家の修復・再生事業について、資材や技法を披露しながら解説してくださいました。町内の人々の結びつきの場となる町家の大切さや、家づくりのわざの継承の必要性など、私たちが失いかけているものに気づかされました。
会場にお越しいただいた五十名あまりの方々と半時ほど意見交換したあと、最後に横山俊夫三才学林長から「私たちのすぐそばにある土や木それから水、つまりその土地と一所懸命に向き合って、天地と文(あや)をなす対話に根ざした暮らしへと向かうことが大切」とのひと言。それぞれに余韻を楽しみつつ散会となりました。(藤田健一)
第19回 続・光と人
日 時 : 平成22年12月2日(木)午後6時~8時
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
挨 拶 : 今西純一(地球環境学堂、景観生態保全論)
学内から:「みえない光Xでみる」杉山淳司氏(京都大学生存圏研究所、木材組織学)
山城から:「 浄 土 」矢野健一郎氏(佛師・仏像修復師)
司 会 : 小林広英(地球環境学堂、人間環境設計論)
主 催 : 京都大学地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 嶋 臺(しまだい)
第18回 光と人
日 時 : 平成22年7月6日(火)午後6時~8時
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
挨 拶 : 小林広英(地球環境学堂、人間環境設計論)
学内から:「化学がみる光」藤田健一(地球環境学堂、物質動態・分子機能論)
華頂山から:「照らす」北元明教氏(僧 侶)
寸 評 : 宮下英明氏(人間・環境学研究科、分子・生命環境論)
司 会 : 吉野 章(地球環境学堂、環境マーケティング論)
主 催 : 京都大学地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 牧原健四氏(有限会社「藍夢」)
嶋 臺(しまだい)
第17回 肖る(あやかる)ということ
日 時 : 平成22年3月4日(木)午後6時~8時
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
挨 拶 : 横山俊夫(三才学林長)
学内から:「森を歩く喜び」今西純一(地球環境学堂助教、景観生態保全論)
洛中から:「桜とふれあう」小島玉雄氏(サン・アクト株式会社代表取締役副社長)
学内から:「肖りあう自然」加藤 眞(地球環境学堂教授、環境生態論)
司 会 : 藤田健一(地球環境学堂准教授)
主 催 : 京都大学地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 嶋 臺(しまだい)
第16回 都の音
日 時 : 平成21年12月3日(木)午後6時~8時
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
挨 拶 : 横山 俊夫(三才学林長)
緒 言 :「音の風景の古今東西」平松 幸三氏(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授)
学外から:「近隣騒音をめぐって」多田 羅久子氏(騒音被害者の会関西支部支部長)
洛中から:「俳諧・俳句の音について」岩井 如醉氏(芭蕉堂十四世)
ひと言 : 藤田 健一(地球環境学堂准教授)
主 催 : 京都大学地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 嶋 臺(しまだい)
第15回 貸し借りということ
日 時 : 平成21年7月27日(月)18時~20時
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
挨 拶 : 小林 愼太郎(地球環境学堂長)
学内から:「借りものとしての環境・資源将来に遺す、伝える」
佐藤 真行氏(京都大学フィールド科学教育研究センター特任准教授、環境経済学)
洛中下京から:「近江商人の道・喜左衛門のバトン・リレー」
塚本喜左衛門氏(ツカキ・グループ代表取締役社長)
ひと言 : 髙橋 孝三氏(きりん俳句会同人)
司 会 : 横山 俊夫(三才学林長)
主 催 : 京都大学大学院地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 嶋臺(しまだい)
第14回 地球の風をよむ
日 時 : 平成21年3月25日(水)午後6時~8時半
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
学内から:「現代気象科学の最前線 雨を運ぶ風」里村 雄彦氏
(京都大学大学院理学研究科教授、大気圏物理学)
学外から:「ヨットと禅 手製ヨットで単独世界一周」青木 洋氏(信天翁二世号船長)
挨 拶 : 小林 慎太郎(地球環境学堂長)
寸 評 : 北畠直文(地球環境学堂食糧資源化学論)
司 会 : 藤田 健一(地球環境学堂物質動態・分子機能論)
主 催 : 京都大学大学院地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 嶋臺(しまだい)
第13回 あわせることの今昔
日 時 : 平成20年12月10日(水)午後6時~8時半
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
学堂から:「マイクロ・コンダクターのあわせわざ」前一廣(地球環境学堂 環境化学プロセス論)
洛中から:「京友禅のあわせわざ」田畑喜八氏(社団法人日本染織作家協会理事長)
寸 評 : 藤田健一(地球環境学堂物質動態・分子機能論)
司 会 : 横山俊夫(三才学林長)
主 催 : 京都大学大学院地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 嶋臺(しまだい)
第12回 水を治める
日 時 : 平成20年7月29日(火)午後6時~8時半
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
学外から:「川に生かされる作法」宮本博司氏(淀川水系流域委員会委員長 / 株式会社樽徳商店奉公人)
学外から:「山野海川の経済学」室田 武氏(同志社大学大学院経済学研究科教授)
寸 評 : 森本幸裕(地球環境学堂景観生態保全論)
司 会 : 藤田健一(地球環境学堂物質動態・分子機能論)
主 催 : 京都大学大学院地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 嶋臺(しまだい)
第11回 野菜 いま・むかし グローバル化と京の食卓
日 時 : 平成20年3月18日(火)午後6時~8時半
場 所 : 嶋臺本陣ギャラリー
学堂から:「いまの京都の野菜事情」吉野 章(地球環境学堂資源利用評価論)
洛中から:「こどもの頃の京やさい」上田耕司氏(錦かね松主人)
寸 評 : 北畠直文(地球環境学堂 食糧資源化学論)
司 会 : 横山俊夫(三才学林長)
主 催 : 京都大学大学院地球環境学堂・学舎・三才学林
協 力 : 嶋臺(しまだい)